部分痩せは出来ない。
そんなの嫌だい!
と言ってもダメ。
カロリー制限や運動などでエネルギーが不足すると脂肪を分解するホルモンが分泌される。
ホルモンは内分泌される化学物質である。
内分泌とは『血液中に放出される現象』のことである。
よってホルモンは血液中に放出され全身に行き渡る。
全身に行き渡ったホルモンは全身の脂肪を使って不足したエネルギーを補うのである。
したがって腹筋をしたからといってお腹のボヨンボヨンの脂肪だけが分解されるわけではないし、腕立て伏せをしたからといって二の腕のタルンタルンの脂肪だけが分解されるわけではないのである。
もっと言うと強い力で短時間で行う筋力トレーニングは筋肉量を増大させるという効果はあるが脂肪を分解するという効果はほとんどない。
お腹や腕の筋肉は全身の筋肉量の割合からみるとたいして大きくはない。
よって腹筋や腕立て伏せを筋肉をつけて太りにくい体にするという目的でやるには非効率なのだ。
急がば回れである。
ん?なんか違うか?