
あの日、あの時、あの場所で、くしゃみさえしなければ
僕らはいつまでもぎっくり腰にならなかっただろう
いや、そうではない。
ぎっくり腰は毎日のちょっとした腰にかかる負担をそのまま放置してきた結果なのである。
肩こりで当店にやって来たお客さんの腰を触ると、ガチガチの人がけっこういる。
腰よりも肩の辛さの方が大きいので、腰はあまり気にならないのだろう。
このように自覚症状がないまま放置された腰の筋肉は硬くなり、ある日くしゃみなどで瞬間的に伸ばされると柔軟性が無くなっているため伸びることが出来ず、筋線維が損傷しぎっくり腰を発症してしまうのだ。
損傷した筋線維は安静にしていれば元に戻る。
しかし硬くなった腰の筋肉はそのままである。
よく、ぎっくり腰は癖になると聞くが、それは硬くなった腰をそのまま放置しているからだ。
腰に手を当て、筋肉を触ってみよう。
硬くなっている人はぎっくり腰になる可能性が大である。
同様に首・肩周りの筋肉が硬くなっている人は四十肩や五十肩などになる可能性が高い。
自覚症状が無くても筋肉が硬くなっている人は小まめにストレッチなどをし、筋肉の柔軟性を保っておきましょう。

「お前らもストレッチ、ちゃんとやれよー!」
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