便秘の解消法
お腹のマッサージ
大腸はお腹の右下から上に行き、左に曲がって下に行きます。
なのでお腹の右下から時計回りにマッサージをします。
お腹が硬いと感じる人はそこをつまんで揉みほぐすのも効果があります。
発酵食品を意識して食べよう
納豆や味噌、漬物やヨーグルト、チーズなど発酵食品には腸内環境を整えてくれる乳酸菌やビフィズス菌、納豆菌などの体にいい菌がたくさん含まれています。
積極的に発酵食品を摂取しましょう。
ヨーグルトや甘酒、塩麴など発酵食品を簡単に大量生産しちゃいましょう。
低温調理もできますよ。
水溶性食物繊維は善玉菌のエサなのです
前述した通り、善玉菌は腸内環境を整えてくれますが、善玉菌のエサとなる食物繊維がないと十分な働きをしてくれません。
そして食物繊維には水に溶けない「不溶性食物繊維」と水に溶ける「水溶性食物繊維」があるのですが、善玉菌のエサになるのは水溶性食物繊維です。
オーツ麦、豆腐、納豆、インゲン豆、山芋、さつま芋、ゴボウ、海藻類、キヌア、
ブロッコリー、チアシード、バナナ、キウイ、オレンジ、etc
上記が水溶性食物繊維を多く含むたべものです。
ちなみにバナナは熟してしまうと繊維質が糖に変性してしまうので、便秘解消のためには熟す前の硬めのバナナがお勧めです。
フルグラはバランスがいいと思います
フルグラの主な原料は食物繊維たっぷりのオーツ麦です。
そしてドライフルーツにも食物繊維が含まれています。
その他に鉄分、カルシウム、カリウム、亜鉛などの栄養も含まれています。
3食のうち1食をフルグラに置き換えて、フルグラ50グラムにヨーグルトをかけて食べると腸内環境が整いやすくなると思います。
水分を十分に摂る
水を飲むと胃腸が刺激され便意をもよおしやすくなります。
そもそも水は生活活動レベルが低い人でも1日に2.5リットルほど必要とされているといいます。
便秘解消に限らず、水を摂取するのは大切なことです。
食事からの水分摂取以外にも水をこまめに摂取しましょう。
まずは朝起きてコップ1杯、そして2時間おき位にコップ1杯と水を飲めば、それほど大変ではないと思います。
プチ断食をしてみる
毎日食べ過ぎが続くと胃や腸などの消化器官が働き過ぎで弱ってしまい、動きが鈍くなり便秘になってしまうことがあります。
そこで3食のうち1食抜いて空腹時間を長めに取り、消化活動を休ませてあげるといいかもしれません。
食べ過ぎは自律神経の乱れにも関係し、自律神経の乱れは便秘に関係します。
プチ断食は自律神経を整える効果もあるといわれています。
プチ断食している時でも水分はしっかりと摂取してください。
やっぱり運動
現代社会では長時間座りっぱなしという人が多いと思いますが、やはり運動は腸の動きを促進させるので、少しの時間でもいいので椅子から立ち上がって軽い運動をしたり、乗り物での移動を少なくして歩く距離を増やしたりと工夫してみましょう。
貧乏ゆすりをしてみる
貧乏ゆすりをするのも腸を刺激するのに効果的だと私は思っています。
貧乏ゆすりは血流を促進させたり、ふくらはぎの筋肉の減少を抑制したり、変形性股関節症の痛みの軽減や軟骨再生の効果が期待出来たりとやって損はありません。
つま先からの振動をうまくお腹に伝わらせるのがポイントです。
便意を感じても便が出ないという人は、トイレでも貧乏ゆすりをしてみてください。
貧乏ゆすりをしたまま肛門の力は抜きつつお腹には力を入れる。
息をふぅ~と吐いたり、姿勢を前屈みにしたりと工夫してみてください。
いきみ過ぎると痔になる可能性があり、また高血圧の人は体に良くないので5分程やっても便が出ない場合は一旦トイレから出ましょう。
便秘は肩こりや腰痛の原因にもなると言われています
便秘によって腸内で有毒なガスが発生し血中に取り込まれると全身をめぐり、血流の滞りやすい肩や腰で痛みを引き起こすそうです。
また便秘でぽっこりお腹になると反り腰になりやすいので、これも腰痛の原因になるそうです。
肩こりや腰痛が便秘の原因になることも
大腸は交感神経が優位になると活動が弱まり、副交感神経が優位になると活動が活発になるのですが、肩こりや腰痛があるとその痛みで交感神経が優位になり大腸の動きが弱まり、便秘になりやすくなるそうです。
体をリラックスさせるということは、便秘だけに限らず健康を考えるうえでとても大切なことなので、慢性的な肩こりや腰痛を抱えている方はそのまま放置せず早めに解消したほうが良いでしょう。