心臓から送り出される血液を動脈血という。
酸素を多く含み鮮紅色である。
心臓に戻ってくる血液を静脈血という。
炭酸ガスを多く含み暗赤色である。
それでは充血とうっ血の違いとは?
充血とは組織、臓器内を流れる血液の量が過剰の状態をいい、動脈よりの血液が多量に入ったものを狭義の充血という。
うっ血とは静脈血の還流が障害されて静脈血が組織や臓器にうっ帯した状態をいう。
ゴールデンウィークの初めに、たくさんの人が行楽地へ出かけるため交通機関が混雑している状態が充血。
みんな酸素を多く含み鮮紅色である。
ゴールデンウィークの終わりに、たくさんの人が地元へ帰るため交通機関が混雑している状態がうっ血。
みんな炭酸ガスを多く含み暗赤色である。